家族みんなで盛り上がれる!「ねえ、どれが いい?/ジョン・バーニンガム」全学年【読み聞かせ・ウケる絵本】

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絵本

こんにちは。ゆっこう(yuccow)です。

今日ご紹介するのは、家族全員で必ず盛り上がれる絵本「ねえ、どれが いい?」です。
おうち時間の増えた今日この頃、家族でゲームも飽きてきた……そんなときにぜひ!手に取ってほしい

もちろん、小学校での読み聞かせでも、間違いなく大ウケする絵本です。

おすすめの学年&時期

・全学年(特に低学年~中学年はノリが良い)
・幼稚園でも
・一年中いつでも

あらすじ

あらすじというか、絵本の中身をちょっとご紹介。

この絵本はストーリーはありません。いくつもの質問と答えのための選択肢でできています。

どれが いい?

2000えんで イバラ に とびこむのと、

10000えんで しんだ カエルを のみこむのと、

20000えんで おばけやしきに とまるのと。

「ねえ、どれが いい?」より

こんな風にどれも究極の選択を迫られる質問ばかり。
大人でも、思わず「えー💦」と声が出てしまう選択肢がどんどん出てきます。

(所要時間 5分~)←子どもたちの返答をどのくらい聞くかで時間が変わります

絵本の魅力

言わずもがな、次々と繰り出される究極の選択です。
子どもは真剣に考えて答えを選ぼうとしたり、「どれもやだー」とすぐに考えるのを放棄したり(笑)。
ときどき出てくる「うれしくて選べない選択肢」もまた楽しい♪
ついつい大人も一緒になって、どれを選ぼうか迷ってしまいます。

読み聞かせなら会場全体で、家で読むなら家族全員で、楽しめるのが最大の魅力かもしれません。

読み聞かせポイント♪

この絵本は、とにかく会場が盛り上がります!
うれしい反面、言い換えれば、会場全体が大騒ぎになってしまうんです(笑)。
そんな中で読んでも、ザワザワしてしまって聞こえないことも。

そこで、一旦間をおいて、ある程度静かになってから、次の質問を読むと良いと思います。
あまりに静かにならない場合は、指を口の前に立ててシーッというジェスチャーをすると良いかもしれませんね。
※静かにしないと続き読まないよ~とか言うのはナシでね

読み聞かせ時のエピソード

①お約束

この絵本は、いつどこで読んでもだいたい同じように盛り上がります。
シーンとした反応のクラスは体験したことがありません(笑)。
普通の教室なら、だいたいは上記「読み聞かせポイント」の要領でを取ると、自然と静かになるのですが
静かにするのが苦手な子たちのための会場で読むときは、最初にお約束をしました。

「今から読む本はとーっても面白い絵本です。お返事するときは大きな声を出してもOKです(コロナ前の話です)。でも、読み始めたら静かにしてくれないと、聞こえなくて、せっかくの面白いお話が分からなくなっちゃいます。

つづきを読み始めたら、すぐに静かにする

というお約束を守ってくれますか?」
「はーーーーい✨」

みんな良い子で、ときどき忘れていても、ちゃんとお約束を思い出してくれて(笑)、正しく?盛り上がることができました。

②読み終わった後

また、この絵本は読み終わった後も、子どもたち同士でワイワイといつまでも盛り上がるのも特徴です。
読んだ後に、机の上に出して置くと高確率で、何人かの子たちが手に取って再読しています。
出し忘れていて「さっきの本、どこ?」と催促されたこともありました(笑)。

絵本の情報

「ねえ、どれが いい?」ジョン・バーニンガム さく まつかわ まゆみ やく 評論社

最後に

この絵本は私も大好きな絵本です。読んでいても楽しいですから!
そして、この本は知り合ったばかりの子どもたちと仲良くなるキッカケにもなってくれるんです。
読み終わった後に「この質問にはどう答えた?」「えー、ホントにそれ選んでいいの?先生なら、こっちだなあ」とか会話がはずみます。
なので、新しいクラスの担当になったり、新しい教室で働き始めたりしたときに、早い時期でこの本を読むことが多いです。
お話会を楽しい雰囲気にしたいとき、家族で盛り上がりたいとき
この絵本は超お勧めです!!!
ぜひ、読んでみてください♪

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